プログラム提供

本サイトで提供するプログラムは、衛星SARによる上下変動測量マニュアルで示された処理を実行するためのサンプルプログラムです。 本サイトで提供するプログラムは、以下のOSのみに対応しています。
 Linux x86_64、Windows 64bit

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GSL(GNU Scientific Library), libTIFF, libgeotiff, PROJ, SQLite

変位速度から変動量に変換するプログラム(rate2disp_g)

準上下方向の変位速度データから指定した期間の準上下方向の変動量を算出するプログラム(マニュアル第17条)

利用方法
% rate2disp_g -i input_file -o output_file -s start_date -e end_date [-v] [-h]
【必須オプション】
 -i, --inp input_file : 準上下方向の変位速度データ
 -o, --out output_file : 準上下方向の変動量ファイル名
: (入出力データファイルは、4バイト実数1バンドGeoTIFF形式)
 -s, --start start_date : 指定期間の開始日(yyyy/mm/dd形式で指定)
 -e, --end end_date : 指定期間の最終日(yyyy/mm/dd形式で指定)
【必要に応じて指定】
 -v, --verbose : 詳細表示モード
 -h, --help : 使用方法の表示
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衛星SARデータから指定位置の値を取得するプログラム(getimgdat_g)

衛星SARによる変位速度あるいは変動量データ(4バイト実数1バンドGeoTIFF形式)から、ユーザーが指定した位置における値を取得するプログラム。 水準点位置の値を取得する場合などに使用する

利用方法
% getimgdat_g -l list_points -i input_file -o output_file [-m method] [-v] [-h]
【必須オプション】
 -l, --lst list_points : 座標リスト(format: 経度° 緯度° 点名)
 -i, --inp input_file : 準上下方向の変位速度あるいは変動量データ
: (4バイト実数1バンドGeoTIFF形式)
 -o, --out output_file : 出力ファイル名
【必要に応じて指定】
 -m, --method num : データ取得方法(0:最近傍データ【default】、1:平均値、2:bilinear)
 -v, --verbose : 詳細表示モード
 -h, --help : 使用方法の表示
ダウンロード
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変換パラメータの計算プログラム(est_corrf_g)

水準測量による上下変動量と衛星SAR地盤変動測量成果等による準上下変動の差から変換パラメータを計算するプログラム(マニュアル第18条)

利用方法
% est_corrf -i input_data -o output_file -n npar [-v] [-h]
【必須オプション】
 -i, --inp input_data : 入力ファイル名
: 水準点位置(経度°、緯度°)における水準測量と衛星SARの上下変動量の差
 -o, --out output_file : 変換パラメータの出力ファイル名
 -n, --npar npar : 変換パラメータの計算式のパラメータ数(npar=3/4/6/10/15、推奨npar=4)
: 3: f3 = a0 + a1*x + a2*y
: 4: f4 = f3 + a3*x*y
: 6: f6 = f4 + a4*x^2 + a5*y^2
:10:f10 = f6 + a6*x^2*y + a7*x*y^2 + a8*x^3 + a9*y^3
:15:f15 =f10 + a10*x^3*y + a11*x^2*y^2 + a12*x*y^3 + a13*x^4 + a14*y^4
【必要に応じて指定】
 -v, --verbose : 詳細表示モード
 -h, --help : 使用方法の表示
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変換パラメータによる上下変動量の調整プログラム(adjgtif_g)

衛星SAR地盤変動測量成果等で得られる準上下方向の変動量に変換パラメータを適用し、調整済み上下変動量を計算するプログラム(マニュアル第20条)

利用方法
% adjgtif_g -p model_par -i input_data -o output_file [-m] [-v] [-h]
【必須オプション】
 -p, --par model_par : 変換パラメータファイル(est_corrf_gの出力ファイル)
 -i, --inp input_data : 衛星SARによる準上下方向の変動量(4バイト実数1バンドGeoTIFF形式)
 -o, --out output_file : 調整済み上下変動量のファイル名(4バイト実数1バンドGeoTIFF形式)
【必要に応じて指定】
 -m, --model : 補正量分布データを出力(ファイル名:{output_file}.mdl)
: (4バイト実数1バンドGeoTIFF形式)
 -v, --verbose : 詳細表示モード
 -h, --help : 使用方法の表示
ダウンロード
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